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頭の形が気になっていませんか?

頭の形に対するアプローチは、①3か月未満  ②3か月以降で大きく変わってきます。

①3か月未満:まだ自力で頭の形を改善してあげられるチャンスがあります。向き癖対策、抱っこの仕方など日々の関わりで改善できることもあります。大事なポイントはいかに早くその対策ができるかです。少しでも気になっている方は可能な限り早く受診をご検討ください。

②3か月以降:そこまで変形が強くない子は時間経過とともに自然に改善する余地もあります。しかし、この段階でかなり頭の形が変形している子は、大きくなっても変形が残ったままになってしまうことがあります。その場合、頭の形を改善する方法は現状ではヘルメット治療のみとなります。ヘルメット治療を行う場合も、早く始めることが最終的に頭の形を良くする上で重要なポイントです。

また、頭の形が変形している際に気をつけなければいけないのが、頭の骨の病気(頭蓋早期癒合症)が隠れていることがあるということです。

当院では専門外来として「頭の形相談外来」を設けていますので、頭の形が気になる方は受診をご検討ください。

(当院ではヘルメット治療は行っていませんので、必要と判断した場合は他院へご紹介させていただきます。)